前半戦44-44のプラマイ0で終わったヤンキース。その前半戦をまずは先発陣から振り返ってみよう。
先発陣(ERA4.81-AL11位)評価D
シーズン前、不安視されていた先発陣だが、予想以上に不調の出来に終わった。下記が主な先発投手の結果。
田中 B
予想に反し、故障は一度もなく防御率も3点台とヤンキース先発陣の中では群を抜いての安定感。だが、年俸の割にはエースとして圧倒するような投球は少なく、また中4日の際の不安定さも指摘された。
イバルディ D
序盤は好調だったが、6月に入ると炎上連発で現在は中継ぎ降格中。球の速さは折り紙付きだが、安定感が皆無。
ピネダ D
わずか3勝、防御率も5点台。田中とともにエース級の活躍が期待されたが、ここまでは期待外れ。
サバシア B
アル中からの復帰となったが、前半は予想に反して好投した。ただここにきて調子を落としており、最後まで持つのかは不明。
ノバ C
セベリーノの降格などに伴い、先発ローテに返り咲いたが相変わらず不安定。そもそも先発としての実力はなく、彼をロングリリーフとして使えるようにできるよう5枚先発を揃えたい。
セベリーノ E
昨年後半に好投し、今年は未来のエース候補として期待されたがまさかまさかの0-6、防御率7点台の大乱調で3A落ち。ジラルディもしっかりコントロールが向上するまで上げる予定はないとコメントしました。
田中が怪我をしなかった以外は全てが悪い方向に転んでしまったヤンキース先発陣。打線とともにここまでの不調の最大の原因の一つと言えるだろう。
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