1、パイレーツ、ジャイアンツをスウィープ
パイレーツは西地区首位だったジャイアンツに三タテした。17日の試合も4-0のビハインドから5回にマッカチェンのツーランなど一挙6得点を挙げ、結果6-5で勝利を収めた。これで地区2位でワイルドカード争いも2位のカージナルスに1ゲーム差と縮めた。
トレードデッドラインで先発リリアーノと抑えメランコンを放出し、プレーオフ進出は難しいと思われていたパイレーツ。しかし、代わりに抑えを務めているワトソンが安定した投球を見せ、メランコンのトレードで獲得したリヴェロも9試合中8試合無失点。さらに、大不振に苦しんでいたチームのスター、マッカチェンがここ6試合で4試合のマルチ安打と状態が上向いている。
鍵となるのは地区の下位に沈むブリュワーズとレッズとの対戦だ。ここまで2チーム相手に10-10の五割止まりで、残り18試合も対戦が残っており、この18試合をどれだけ確実に勝利していくのかが分かれ道となるだろう。
2、リーグ屈指の二塁手と成長したDJ・ルメイユ
ホセ・アルテューベとダニエル・マーフィーがMVP級の活躍をしており、それ以外にもカノー、キプニス、キンスラー、ペドロイアと好調な二塁手が多い今シーズン。その陰に隠れているのがロッキーズのDJ・ルメイユ。今日も好投手ストラスバーグと対戦したナショナルズ戦で2安打を放ち、ストラスバーグを1回と2/3で9失点と火だるまにした。ルメイユはアルテューベ、マーフィーとともにOPS900を超えており、もし二塁手の3選手がこのままシーズン終了までOPS900を越えれば、2000年以来(ジェフ・ケント、エドガルド・アルフォンゾ、ホセ・ヴィドロ)となる。
3、ブラッド・ミラーの大当たり
今年期待外れに終わっているレイズの中でブラッド・ミラーの活躍が著しい。17日のパドレス戦も両チーム唯一の得点となるツーランホームランを放ち、勝利に貢献している。7/1以降のホームラン数のランキングは
15本:ブラッド・ミラー
13本:エドウィン・エンカーナシオン、マイク・ナポリ、ブライアン・ドージャー
12本:ヤスマニ・グランデル、ムーキー・ベッツ、マックス・ケプラー、ライアン・シンプフ
この間、AVG293/OBP352/OPS1019という成績を収め、シーズン本塁打35本ペースのミラーだが、今シーズンの25本塁打中なんと13本がセンターからレフトの逆方向へのホームランである。マリナーズが放出した原因のショートでの守備力の低さは目を瞑っていたが、マット・ダフィーをトレードで獲得してからはレイズが長年レギュラーを固定できなかったファーストを守っている。
4、アダム・イートン、バブルガムを膨らませながら逆転満塁ホームラン
ホワイトソックスvsインディアンスの試合で1点ビハインドの9回1死満塁でインディアンスのクローザー、アレンから起死回生の逆転満塁ホームランを放ち、ホワイトソックスが10-7で勝利を挙げた。
5、絶好調ジャスティン・ターナー
ドジャースはフィリーズを7-2で下し、負けた地区2位のジャイアンツとのゲーム差を1.5に広げた。この試合でターナーが6月10日以降のここ55試合で18本目となる22号ホームランを放った。コーリー・シーガーとともにここ二ヶ月好調のドジャース打線を牽引している。
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