キャラガーが分析するダービーから見えたポグバの正しい起用法

英放送局「スカイスポーツ」のマンデーナイトフットボールに解説者として出演している元リバプールDFキャラガーがマンチェスターダービーで敗れたユナイテッドの課題、そして史上最高額で移籍したポグバの起用法について言及した。


ポグバは土曜日のマンチェスター・シティとのダービー戦に今までと同じ、フェライニと共に2ボランチの一角としてスタメン出場した。

キャラガーは前半、2ボランチの一角でありながらも左サイド気味の高い位置にてプレーしていたポグバのポジショニングが、相手MFのシルバとデブルイネに中盤で自由を与えることになり、結果シティが前半ゲームを支配したことにつながったと語った。

「私はベップの戦術がモウリーニョの戦術を上回ったとはあまり思わない。それよりも前半の何人かの選手の低いパフォーマンスが影響した。特に、ポグバだ。」

「最初の40分間、このようなビッグゲームに出場するセントラルミッドフィールダーとしては最も戦術面を理解していないパフォーマンスだと言わざるをえない。このパフォーマンスを表すとしたら、校庭で一番上手い選手が自分の好き勝手なポジションで好き勝手にプレーしているといったところだ。」

「試合開始5分で、中盤での攻防がシティを止める最も重要な場所であると分かっていながら、ポグバはまるで左ウィングのポジションのような場所でボールを受けようとしていた。こんなことを言うとは想像していなかったが、フェライニが可哀想に見えた。彼は広大なスペースの中盤で一人ぼっちにされた。」

「ポグバには試合の中でやらなければいけない役割がある。彼は子供ではない。23歳だ。ユナイテッドはペップのチーム相手に最も重要な中盤に膨大なスペースを与えた。2ボランチの一角として出場した際、特にシルバとデブルイネを相手にしたシティ戦でのポグバの役割は規律を守り、バランスをとることだ。彼が自分でプレーしたのか、モウリーニョが彼に自由を与えたのかは分からないが、シティ戦でのポグバのプレースタイルは間違いだった。」


さらに、キャラガーと同じくマンデーナイトフットボールに出演した元マンチェスター・ユナイテッドのフィル・ネビルは今後ポグバをどのように起用するのがベストかを議論した。

キャラガーは

「私は、ダービー戦でのポグバのプレーを批判したが、彼は素晴らしい将来性と能力を持っている。私は一人のプレーヤーのためにチームを組み立てるべきではないと思うが、もし一人のプレーヤー(ポグバ)を獲得するのにこれだけのお金を費やしたのなら、彼の能力を最大限に発揮するにはどうすればいいのかを考えるべきだ。」

「私はポグバがユーベでプレーしていた3MFの左のポジションでプレーさせるべきだと思う。ユーベではピルロやマルキージオとともに起用されることでより自由を与えられていた。なぜなら彼はディフェンス力が高くないからだ。」

さらに、ネビルは

「格下のチームと対戦する際は、ポグバを2ボランチの一角としてプレーさせても良いだろう。しかし、今回のダービー戦を観て、特にヨーロッパリーグやプレミアリーグの強豪相手の際には、3MFにしてポグバに自由を与え、さらにそれでも守備面で問題ないようなシステムを組まなければならない。」


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元留学生のメモ帳

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