レギュラーシーズン残り半月、トレード加入組の通信簿

打者成績(G-AVG-HR-RBI-SB-OBP-OPS)

投手成績(G-W-L-SV-K/9-WHIP-ERA)


ルクロイ (MIL -> TEX)

移籍前:95-299-13-50-5-359-841

移籍後:35-298-10-26-0-360-956

評価:A 

ブリュワーズで好成績を収めていたが、レンジャーズ移籍以降も期待以上の活躍。また、打撃力もありながら、フレーミングやブロッキングなどの守備力も高く、レンジャーズの8月以降の好調に大きく貢献している。前任のチリノスと比べると格段のグレードアップとなっている。あと1年、契約が残っているため、来年も戦力として考えられる。


ベルトラン (NYY -> TEX)

移籍前:99-304-22-64-0-344-890

移籍後:39-277-5-24-0-327-766

評価:C

レンジャーズに移籍し、DHに専念。8/17から9試合ノーヒットなど苦しんだ時期もあり、ヤンキース時代に比べるとやや調子を落としている。ただ、ベテランでポストシーズンには無類の強さを誇るため、10月にレンジャーズ悲願の世界一へ一役買えるかがポイントとなる。


ミラー (NYY -> CLE)

移籍前:44-6-1-9-15.29-0.77-1.39

移籍後:18-1-0-3-13.27-0.61-2.29

評価:B

インディアンス移籍後もヤンキース時代同様、圧倒的な奪三振率で安定した投球をしている。インディアンスではクローザーとして起用される予想もあったが、それまで通りアレンがクローザーでミラーは8回のセットアップマンとして起用されている。ただ、9月に入り、2試合で失点するなど、ポストシーズンに向けて疲れも懸念される。


チャップマン (NYY -> CHC)

移籍前:31-3-0-20-12.64-0.89-2.01

移籍後:22-0-1-14-14.81-0.87-1.31

評価:A

絶好調カブス、世界一への最後の1ピースとして移籍したが、クローザーとして遺跡前とかわらない圧倒的な投球を見せている。唯一、リリーフ陣が不安だったカブスだが、チャップマンの加入により死角は全く見られなくなった。あとは10月世界一へどこまでいけるかだ。


ブルース (CHI -> NYM)

移籍前:97-265-25-80-4-316-875

移籍後:36-192-4-11-0-271-586

評価:E

セスペデス以外に頼れる打者がいない中、左の主砲としてレッズから加入。ただ、成績の通り移籍後、極度の不振が続いており、8月主砲セスペデスがDL入りした際もその穴を埋める活躍は全くできず、チームは8月に大失速してしまった。守備力が低いため、打撃が振るわないと貢献度はとても低い。ワイルドカード争いの中、大事な試合が続く今後、そして契約が残る来季に向けどのように起用するのか注目される。


メランコン (PIT -> WAS)

移籍前:45-1-1-30-7.28-0.96-1.51

移籍後:23-1-1-12-8.31-0.97-2.08

評価:B

MLBの中でも指折りのクローザーをパペルボン(のちに解雇)が不安定でクローザーを探していた東地区首位のナショナルズが獲得。8月はわずか1失点しか奪われず安定していたが、9月に入り、3試合で失点。ポストシーズンに向けて調子を上げていけるか?


ポメランツ (SD -> BOS)

移籍前:17-8-7-10.15-1.06-2.47

移籍後:11-2-5-9.51-1.38-4.60

評価:D

今年、ブレイクしオールスターにも選ばれた左腕だがレッドソックス移籍後は芳しくない。今年急激に成績が向上したため、移籍後に成績が落ちる予想をしていた人も少なくなかった。さらに、あまり打力が高いチームが少なく、温暖で本拠地も投手有利のパドレスから打力が高いチームが揃っており打者有利の本拠地のレッドソックスに移籍したことも理由か。プレーオフでは3,4番手の先発として起用される予定。


ヒル (OAK -> LAD)

移籍前:14-9-3-10.66-1.09-2.25

移籍後:3-3-0-9.47-0.42-0.00

評価:A

トレード移籍時にはDL入りしており、どこまで戦力として計算できるか不安視されていたが、復帰後3先発、未だに失点0。前回登板では7回をパーフェクト投球していたが、マメがつぶれ無念の降板をした。故障者続出のドジャース先発陣において、同じく復帰したカーショー、前田と共にポストシーズンでは先発陣の柱として期待される。


レディック (OAK -> LAD)

移籍前:68-296-8-28-5-368-817

移籍後:35-229-1-3-1-272-560

評価:E

プイーグに変わってライトのレギュラーとして加入したが、極度の不振が続いており、おなじトレードで移籍したヒルと違い、全く戦力として貢献できていない。オフにはFAとなるため、元を取るにはプレーオフで活躍するしかない。


ムーア (TB -> SF)

移籍前:21-7-7-7.55-1.27-4.08

移籍後:8-3-4-9.26-1.33-4.05

評価:C

バムガーナー、クエートに続く計算できる先発として期待されたが、移籍前と比べても特に変化がないまずまずの成績。ただ、前半戦MLB最高の成績で折り返したチームは後半急降下し、ドジャースに抜かれ、ワイルドカードですら危うい状況となっている。



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元留学生のメモ帳

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