圧倒的な強さで、先日8年ぶりの地区優勝を決めたシカゴ・カブス。そのカブスのエースで昨年のサイ・ヤング賞投手、ジェイク・アリエッタが後半戦やや不安定な投球を続けているが、ESPNによると、カブス監督、ジョー・マドン監督は全く心配していないようだ。
アリエッタはここまで17勝7敗、防御率2.96である。土曜日のブリュワーズ戦に先発し、6イニングで被安打はわずか4だけだったが、4四球を与え、ライアン・ブラウンに一発を許すなど4失点で7敗目を喫した。アリエッタはMLB屈指の好投手であるが、このところ一発をくらうことが多く、ここ7試合で7被本塁打を与えている。1本の本塁打が命取りとなるプレーオフにおいて、この数字はカブスにとってやや懸念される。
しかし、アリエッタは試合後、
「全く心配ない。初球のシンカー(ツーシーム)で確実に1ストライクを取ることが大事だ。そしたら、より打者を打ち取れる確率が高くなる。今その精度を上げているところだ。」
アリエッタ自身は常々、変化球のコントロールを改善することを課題と考えているようだが、マドン監督は球速がやや落ちているファストボールを気にかけている。
「93マイル前後の球が多く、95マイルの球は1、2球しかなかった。だが、彼は疲労や身体的に問題は全くないと言っていた。」
アリエッタがどこも痛めていないことは朗報である。しかし実際に、ESPNによると8月以降の登板でのアリエッタの球速は昨年の同時期に比べ、2マイルほど落ちている。マドンはそのことについてアリエッタに尋ねたそうだが、アリエッタは球速よりもコントロールについて課題があると考えているようだ。
「球の走りが良くないときでも、彼の球は動きが大きいため、それほどヒットを許すことはない。」
四死球と被本塁打が増えていることは懸念すべきことである。しかし、被打率はわずか.185であるため、一発さえ警戒すれば、大きなダメージを受ける可能性は低い。
マドン監督は、
「彼の球の動きは他の投手とは違う。彼の球は信じられないくらい素晴らしい。ここの所、ファストボールのコントロールがやや不安定だが、私はポストシーズンまでに状態が上がってくると信じている。」
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