ギャリー・サンチェスの大爆発によりヤンキース急浮上

土曜日のオリオールズ戦の7回表、オリオールズの攻撃中にもかかわらず、サンチェスコールが巻き起こった。これがデビューからわずか3週間で彼がどれだけ驚異的な活躍をしてきたのか、そして7月までのヤンキースタジアムの空気に比べどれだけ熱気を与えたかがわかる。

「彼が打席に入ると、いつも何か起こしてくれるのではないかという気持ちになる。」ーカストロ

このように話しているカストロもこの試合で4安打を挙げた。カストロだけでなく、サンチェスの活躍に導かれ、現在ヤンキース打線は絶好調であり、昨日、今日の試合で今シーズン初の2試合連続二桁得点を挙げた。土曜日の試合に13-5で勝利し、今月早くも2度目の4連勝、そしてワイルドカード争いでわずか2.5差まで迫ってきた。

ヤンキースファンの心を鷲掴みにした23歳のサンチェスは1984年のマッティングリー以来の若さで3番バッターに定着している。そして、土曜の試合に4回に11号ホームランを放ったサンチェスは初めてファンからカーテンコールを受けた。キャリア23試合で11本塁打を放ったのはメジャー史上初めてである。マイナーでは284打席で10本塁打だったが、メジャー昇格後まだ80打席しか立っていない。ただ、サンチェスはマイナー時代と特に変えたことはないと話している。

今までは91マイル未満の球を本塁打を放っているなどと批評していた評論家もいたが、土曜の11本塁打はバンディーの94マイルのストレートをライトスタンドに放り込んだものだった。

ヤンキースそしてジラルディはチャップマン、ミラー、ベルトラン放出後ですらプレーオフ進出を全くあきらめていないと言い続けていた。ファンやメディアは絶望的と考えていたが、サンチェスの好調によるヤンキースの好調ぶりに風向きがやや変わりつつある。土曜日のオリーオルズ戦も先発のグリーンが3本塁打を浴び、五回途中でKOされながらも、13得点を挙げ、ワイルドカード2位のオリオールズに連勝した。

サンチェスがこのペースで打ち続けることは不可能だし、ヤンキースがプレーオフに進出することは未だに厳しい状況だが、

彼がファンにとって今年だけでなく未来のヤンキースにとって大きな光となっているのは間違いないだろう。


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元留学生のメモ帳

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